岡山県勝田層群の化石
岡山県中国山地の南麓に位置する、津山市近郊には新生代新第三紀中期中新世の地層が広く分布している
この地層には多くの化石が含まれ、古くから多くの研究者によって調査されてその全貌が明らかになりつつある。
なかでも昨年(2002)田口栄次先生(新見市在)によってその研究の集大成がなされている。
この地方で20数年化石を収集してきて、多くの標本となる物を得てきたがこれまでその標本を公にする機会は少なく
標本の整理もできていず、この様なチャンスを得て整理を進めていくなかで、それぞれの化石標本について素人の解釈で
間違いもあるかも知れませんが、それぞれに解説をつけながら紹介していきたいと考えています。
それぞれの標本産地についてはこの化石標本室が独自に使用しているLoc.b使用しました。