こんなの採れました (その7)
和泉層群北阿万累層から
オサガメ化石 Mesodermochelys undulatus の新資料
岸 本 眞 五 ・ T K
■ 採集年月日 平成18年3月4日(土)
■ 採集場所 兵庫県洲本市内
■ 産出地層 和泉層群 北阿万層
■ 時 代 中生代後期白亜紀 ヘトナイ世 マーストリヒト階
■はじめに
兵庫県淡路島の和泉層群北阿万層の分布する洲本市内からは、これまでウミガメ類の化石がたびたび発見されている。
これらの標本の1993年3月までに発見されたものの一部は平山廉(早稲田大学教授)によって研究され、北海道穂別町から産出する
原始的なオサガメの仲間として記載(平山・地徳1996)されたMesodermochelys undulatus HIRAYAMA & CHITOKUに同定されている。
それ以後この内田泥岩層からは破片骨であるが、ウミガメと考えられる、骨化石が次々と見つかっているが破片骨が密集している
場合は 酸処理がきかず剖出ははなはだ困難であり、それぞれの化石骨の部位を特定するに至っていない。
2006年3月4日に岸本とTKにより発見採集された標本は分離が良く剖出も一応完了したので、今回報告させていただくことになった。
本報告を作成するに当たって、現生のウミガメの骨格の形態を全般的に知る為、また骨格標本を見るため、姫路市立水族館のご指導を
願った。初対面にもかかわらず同館の増田修氏には有益なご指導をいただき、また貴重な骨格標本の借用までさせて
いただいたことに、厚くお礼申し上げる。
■北阿万累層の産出化石について
淡路島の和泉層群で最も広い分布域をもつ北阿万累層は福良・阿万から洲本にみられるが西部地域では砂岩と泥岩の互層がめだち、
また砂岩層が優勢であり、泥岩の広がりは見られない、東部の洲本市南部地域では泥岩が非常に優勢で、Morozumi
(1985)の
アンモナイト化石帯では Nostoceras hetonaiense 帯として区分しマーストリヒト階としている。
主な産出化石としてはアンモナイト類では
Pachydiscus (Pachydiscus) aff. kobayashii, Nostoceras hetonaiense , Solenoceras sp.
二枚貝類では Inoceramus sp., Periploma ambiga , Nanonavis sp., Parvamussium awajiense , Apiotrigonia amanoi , Acila sp.,
Leptosolen japonicus等々 を産出し巻貝類ではAnisomyon problematicus , Globularia izumiensis , Trichotropis sp.?,
Pseudoperissitys bicarinata 甲殻類ではカニの仲間 Archaeopus ezoensis , エビの仲間 Linupalus japonicas , Hoplparia miyamotoi
スナモグリの仲間ではCallianassa masanorii , Callianassa sp. また棘皮動物のウニ類も数種産出し、頭足類のオウムガイ
Eutrephoceras sp. また魚類ではGillicus sp.indetの魚体化石サメの歯ではScapanorhynchs sp. 脊椎骨など、それに魚鱗を多くみる。
生痕化石や植物化石も数多く産出している
海生爬虫類のクビナガ竜やモササウルス(滄竜)また近年ランベオサウルス亜科の植物食恐竜の産出があり大きく注目されている。
■ 現生ウミガメ類の骨格
化石骨格を調べるにあたって、まず現生ウミガメ類の骨格を観察した。
カメ類は他の脊椎動物に見られない甲羅の骨格に独特の特徴がある。甲羅は肋骨と背骨に当たる骨が癒合して骨板と呼ばれる
構造をとっており、複数の骨板が複雑に組合わさって甲羅を形成している。背中側を背甲、腹側を腹甲と呼んでいる。一般的に甲羅には
板状の厚い鱗(鱗板)で覆われている。一般的に、ウミガメ類の鱗板は化石として残ることが少ない。
甲羅の表面の鱗板のすぐ下には肋骨板と呼ばれる板状の骨が、内部側に脊椎骨を癒合して、対をなして広がっている。
図1 陸ガメの断面イメージ図
それぞれの骨の癒合は、骨の端部が無数の針状の組織となり、それらがお互いに刺さるように組合わさって接続されている。
この接続方法は、生花などに使われるケンザンを二組合わせた場合をイメージして頂ければ理解していただけるであろう。
図2はアカウミガメの腹腔内部にある脊椎骨と肋骨板とのつながりを示したもので、それぞれの脊椎は関節形状をとらず、
先に説明した無数の針状の組織がかみ合わさって接合されている。(図3)
図2 アカウミガメの脊椎骨
背甲の外縁部には甲羅を縁どる縁骨板と呼ばれる骨があり、その縁骨板には肋骨板の縁端部に対応したくぼみ(孔)があり肋骨板の
端部が納まってる。 肋骨板は8対ありそれぞれ脊椎骨の接合部よりキノコの軸状に接続され、肋骨板自体がキノコの笠の部分の
ような形状をして広がっている。(図2参考)
一枚の肋骨板の形状は長方形で縁骨板側の五分の一は急激に細くなり端部は丸く尖っている。
図5の骨格図はタイマイのもので、骨格の多くは不足しているが、大まかな全体像は想像できる。示した図は腹面観で頭骨は下顎側が
見えている。頸椎も全て揃っているわけでなく不足骨がある。肩甲骨は一対揃っているが左右の配置と向は不確かである。
烏口骨に関しても左右の配置は不確かであり、恥骨と大腿骨の配置と向はほぼ正確であると考える。 その下にある骨格は
最尾部の肋骨板であり、肋骨板の端部は細く鋭く尖ってる。 外周に示された骨は縁骨板で、図に示さた部分だけで11枚の骨板が
接合(癒合)している。
下部の左から2番目の縁骨板が最尾部の縁骨板である。
図3 タイマイの尾部縁骨板の接合部 図4 アカウミガメの背甲内面観
図5タイマイの骨格の一部(腹面観)
図6はタイマイの腹甲板で左右それぞれ3枚の板骨で形どられている。 図の上部が頭部側で上部側の板骨を胸骨板といい、
下部の板骨を腹骨板という。
腹骨板より垂れ下がっている板骨を後骨板と呼んでいる。胸骨板と腹骨板のそれぞれからでている棘状の骨は図から見ても
解かるように左右対称とはなっていない。
頭部側の左右の胸骨板の間にある上部を扇状に広げた針状の骨を内骨板といい、本来この頭部側に前骨板という板骨がある。
図6 タイマイの腹甲板 (腹面観)
■ 原始的なオサガメ(Mesodermochelys undulatus)の骨格について
Hirayama & Chitoku
(1996)で新種記載されたMesodermochelys undulatus の骨格復元図を参考に各部の骨格を検討してみる。
図7 Hirayama & Chitoku (1996)より引用
図8 Hirayama & Chitoku (1996)より改作
図9 Hirayama & Chitoku (1996)より改作
図10 Hirayama & Chitoku (1996)より改作
図8,9,10はHirayama & Chitoku
(1996)の図版を参考に岸本により分解改作したものである。
この産地で産出する化石骨は、1頭の全体の骨格が発見されたことはなく、分離された各部の断片が散在して、断片骨として発見される
場合が多くそれぞれの化石骨の特徴を正確に観察しなくては、どの部位の骨であるか決定することが困難である。
また、まれに断片骨が密集して見つかるが、剖出作業において骨の形状をある程度熟知しいいなければタガネワークによる過程で
大切な特徴を失う可能性がある。一般的な関節形状を示す骨、例えばこれまでこの産地で産出している上腕骨や大腿骨などの場合は
その特徴がハッキリしているので剖出作業は楽であるが、頸椎などの複雑な骨は注意を要する。
北海道穂別で発見され記載された、原始的なオサガメMesodermochelys undulatusの復元骨格を穂別町立博物館で一度拝見する
機会があったが、なぜか充分な見学をしていない。
同博物館を訪れた当時、これほど淡路島の和泉層群北阿万累層から、ウミガメの化石骨格が発見されるとは思いもよらず、今となっては残念である。
この産地で最も最初に発見した右上腕骨ほかを、その当時穂別産のものを調査研究されていた平山氏へ送った結果、原始的な
オサガメの仲間のものとして日本古生物学会で報告された。(平山1993)その後大腿骨や腹甲板の一部、烏口骨、肩甲骨、
肋骨板の一部、恥骨の一部、下顎骨などが次々と発見された。
これまでに報告された標本代表的なものを簡単に紹介する。
右上腕骨
図11-1 図11-2
この上腕骨がこの産地でカメの化石骨格として発見第一号の標本で図の右側の扇状に広がりを持った骨端部が尺骨へつながる
左大腿骨
図12−1 図12-2
この標本は露頭から直接採集されたもので、採集時に破損したが、骨の保存状態は大変良く変形も見られない。
図の左側が足先へつながる。右が恥骨側である。
左烏口骨
図13
平山先生が調査に入られた時に採集したものである。右側が上腕骨・肩甲骨へつながる。
恥 骨
図14
欠損部があるが一対揃っているそれぞれの骨の生存時の定位置が保たれている。
以上の他、腹甲板の一部、肋骨板の一部などが産出しており また、下顎骨も発見されている。
■ 06年3月採集標本
ほぼ1年ぶりに許可をいただいて岸本とTKの2名が化石調査をさせていただいた。
今回の化石骨格は、これまでの標本と同様の一角で発見された。
地層より切り崩されて大きな転石となった泥岩の表面に骨の断面が露出していたのを、まず岸本がみいだす。付近の同様の転石にも次々と
化石骨格が含まれているのが岸本・TKよって確認された。
しかし、それぞれの化石骨格の産出位置状況は、化石を含む岩が転石となっているため初期の位置関係を知るのが困難であり、
産状等のスケッチなどは行わなかった。
写真撮影はTKによる 2006年3月4日撮影
図15 腸骨の産状
図16 崩れやすい母岩から化石骨格を取出す
これらの化石骨格はノジュールを呈さず、いわゆる“生”で産出し、また小規模な範囲に集中して見つかったことからこの日
得られた化石骨格は、同一個体の物であると考える。
剖出作業の結果 表1の13個の化石骨格が確認できた。
産出部位 | 産出個数 | 採集者及び所蔵 | |
1 | 頸椎 A | 1 | 岸本 |
2 | 頸椎 B | 1 | 岸本 |
3 | 頸椎 C | 1 | TK |
4 | 右大腿骨 | 1 | 岸本 |
5 | 右腸骨 | 1 | 岸本 |
6 | 頂骨板 ? の一部 | 1 | 岸本 |
7 | 右縁骨板 1・2・3 | 1 | 岸本 |
8 | 右縁骨板 4 ? | 1 | 岸本 |
9 | 右縁骨板 6・7 | 1 | TK |
10 | 右縁骨板 8・9 | 1 | 岸本 |
11 | 右縁骨板 10・11 ? | 1 | TK |
12 | 右後骨板 | 1 | 岸本 |
13 | 部位不明骨 | 1 | 岸本・TK共同採集 |
表1 06年3月採集標本一覧
■ 各標本の図版と説明
1 頸椎 A 採集者及び所蔵 岸本 図18-1.2.3.4
1 2 3 4
今回採集された頸椎の中で最も保存の良いもので、張出した端部は化石になる以前から消失していたと思える部分もある。
2 頸椎 B 採集者及び所蔵 岸本 図19-1.2.3.4
1 2 3 4
張出した頸椎の端部は欠損している。
3 頸椎 C 採集者及び所蔵 TK 図20-1.2.3.4
1 2 3 4
神経髄孔部は破損している。2番目の写真の上部を剖出すれば半円形の痕跡はある。
4 右大腿骨 採集者及び所蔵 岸本 図21-1.2.3.4
1 3
2 4
大変保存が良く母岩の分離も良かったが、タガネワークの剖出作業で中央部で何度も折れ修復した。
5 右腸骨 採集者及び所蔵 岸本 図22-1.2
1 2
恥骨から尾部方向に下がる骨で今回初めて見る化石骨格、尾部に近い方はやや扁平になっている。
6 頂骨板 採集者及び所蔵 岸本
図23 背 面 観 図24 腹 面 観
断片骨であるが骨板の断面形状は背面側は大きく丸く湾曲している。腹面側は外縁側で小さく丸まり体芯部に向かっては
丸くカーブを描きながら丸く膨れている。
7 右縁骨板 1 ・ 2 ・ 3 採集者及び所蔵 岸本
図25 腹 面 観
三つの縁骨板がつながった標本二ヶ所に肋骨板の端部に対応したスプーンですくいとったような半月状の溝・くぼみがみられる。
断面は外縁部は厚く体芯側は極端に薄くなる。
図26 背 面 観
骨表面は大きくカーブし外縁部で小さく丸まり、外周部も大きくカーブし頸側でやや直線的になる。
断面は外縁部で厚く体芯側は極端に薄くなり板骨のソリは縁骨板3では目立ってくる。
8 右縁骨板 4 採集者及び所蔵 岸本
図27 背 面 観 図28 腹 面 観
7の右縁骨板3に続く縁骨板と考える。背甲側の骨表面は丸まりは多少見られるが、体芯部に向かって平面・直線的に
なってくる。 腹面側には肋骨版に対応する先の尖った半月状の窪みがある。
9 右縁骨板 6 ・ 7 採集者及び所蔵 TK
図29 背 面 観 図30 腹 面 観
骨板の一部は欠損している。背甲側の骨表面は丸みはなく直線的・平面で外縁側に丸みをもって鋭角に変化し腹面側では
腹面に移る稜も鋭く体芯に向かってまるくカーブをして変化していく。体芯側では板骨は極端に薄く、外縁側では重厚である。
肋骨板に対応する窪みもみられる。 ところで縁骨板5に対応する標本は採集されていないが、4と6では板骨の外縁側の
断面形状が大きく変化しており、その漸次部の形状はこれらの標本から類推することはできない。
10 右縁骨板 8 ・ 9 採集者及び所蔵 岸本
図31 背 面 観 図32 腹 面 観
背面側の表面は平板で直線的である、外縁部は緩くカーブしている。腹面側は縁骨板7に続き外周側の稜線はさらに
鋭くなる。 肋骨板の端部に対応する窪みも深く、その窪みの外周部には低くて尖りのある稜線がある。縁骨板9では腹面側の
外周部の鋭い稜線が急激に低く半円丘状になり稜はなくなる。縁骨板9の肋骨板の窪みは深く、幅は狭い、また稜線が
半円丘状になった端部が窪みを覆うようになり、孔状になる。
11 右縁骨板 10 ・ 11 採集者及び所蔵 TK
図33 背 面 観 図34 腹 面 観
背面側の表面は平板で直線的である、外縁部は緩くカーブしており骨の接合部(癒合)では膨らみがある、腹面側は稜はなく、
外縁部側は半円丘状で体芯部へなだらかに移行する。 板骨は体芯側では極端に薄く、外縁側では重厚である。
12 右後骨板 採集者及び所蔵 岸本
図35 腹 面 観
板骨の長軸方向は腹面側に緩く凹面状にカーブしソリが見られる。また板骨の断面は腹面側に膨らみを持っており、
背面側は直線的で平らである。
図36 背 面 観
腹骨板に接続する部分は体芯側は馬蹄形の溝となっており、外縁側は腹骨板から下がってくる骨を覆うようにな
って窪んでいる。
尾部側の端部は二指に別れている。その最端部は上部のものは薄く尖り、下部のそれは丸まっている。
13 部位不明骨 採集者及び所蔵 岸本 TKと共同採集 図37-1.2.3.4
1 2 3 4
この骨は2片に割れた状態で二人により別々に採集された。
断片骨であることは確かであるが、どの部位の物かわからない。標本は大きくカーブした馬蹄形の板状の骨で、端部が極端に薄く
補強の為母岩を残している。
カメ類の頭部を除いた体骨にこの様な形状を示すものは見られず、現時点では頭骨の一部ではないかと考える。
今回採取された縁骨板を図38のように並べてみた。
この中で最も不自然なのが頂骨板を置く位置とその形である。この頂骨板は破片骨であり、全体の形状が充分把握出来ていない。
もう1ヶ所不自然な箇所は縁骨板7と8の間の空間が、他の縁骨板の大きさからすれば広すぎると思える。ただ縁骨板の腹面側外縁の
稜線のつながりを考慮するとほぼこの様になるのではないかと考えた。
この復元から甲長はほぼ80〜90cmあったことが想像される。
図39に平山1992の図にこれまで内田で得られた化石骨格を着色して示した。
尚、肋骨板と腹側の胸骨板と腹骨板の産出もあるが省いてある。
図38 縁骨板腹面観の復元 図39
■ まとめ
2006年3月岸本・桔梗が洲本市内の和泉層群北阿万累層からオサガメの仲間Mesodermochelys undulatus の
13点の化石骨格を得た。
剖出作業の結果、頸椎3個 右大腿骨1個 右腸骨1個 右の縁骨板5片(1〜4,6〜11) 右後骨板1個 また部位不明骨片
(頭骨の一部?)1片 計13点 これまでこの産地でこれ程まとまってカメ類の化石骨格が発見されたことはなく、広い鉱業所の
丁場の中でまれに数点単独に発見される程度で、この度の同一個体と考えてよい右縁骨板5片の発見で骨格の全体像が想像
できるまでになった。尚、これまでに採集された化石骨格で現時点未剖出のものが数点あり産出部位はもっと増えるものと思われ、
内田産の化石骨格で、骨格復元模型の作成も可能な状況に近づきつつある。
2006年3月現場での発見から採集完了まで2時間程度のという短時間であったため現場には残存する化石骨格があるのでは
という懸念が充分ある。 今後、現場が保存されておれば、第2、第3の追加標本の得られる可能性は充分考えられる。
この産地の海成層である北阿万累層の泥岩層からこれまで発見された、ウミガメ類の化石骨格は、今のところ全て
Mesodermochelys sp. とされているが、他のウミガメの仲間の産出の可能性も考えられる。その上、この時代を代表する
海生爬虫類で一部破片骨は発見されているクビナガ竜や滄竜(モササウルス類)のなどの主要部の化石骨格の
希望を持てる産地である。
■参考引用文献
平山廉(1992); ウミガメ上科における上腕骨の形態的多様性;その機能形態学的・系統学的考察,
穂別町立博物館研究報告 第8号 17-57
平山廉(1993); 兵庫県淡路島の和泉層群より発見された原始的オサガメ科(ウミガメ上科;カメ目),
日本古生物学会1993年会・総会予稿集 116
平山廉(1993); 御船層群の化石カメ類,
御船の恐竜−’93 熊日・熊本放送学術調査 1-8
平山廉・地徳力(1994); 日本の白亜紀海成層産出の化石カメ類,
地団研戦専報 第43号 17-24
Hirayama,R.and Chitoku,T.(1996);
Family Dermochelyidae (Superfamily Chelonioidea)
from the Upper Cretaceoua of North Japan
,
Trans.
Proc. Palaeont. Soc. Japan,N.S., No.184 597-622
平山廉(1998); 熊本県御船層群(白亜紀後期)の化石カメ類,
御船町教育委員会.
御船町恐竜化石調査委員会編. 熊本県重要化石分布確認調査報告
御船層群の恐竜化石85-99
谷本正浩・岸本眞五・田中省吾(1999); 兵庫県洲本市○○町の上部白亜系Maastrichtiant
上部和泉層群からオサガメ科Mesodermochelys の新しい発見
痕跡 22
谷本正浩・金澤芳廣・佐藤政裕(2006)
; 和泉層群で発見された巨大なウミガメの上腕骨化石,
地学研究 第55巻 第1号
岸本眞五(1994)淡路島洲本市南方に分布する和泉層群北阿万累層の産出化石,
痕跡 17