山口県 日置層群の化石
1.鍋島の化石
山口県の日本海沿岸地域の豊浦郡豊北町特牛(こっとい)付近には
九州北部から山口県下関市彦島に分布する芦屋層群に対比される、日置層群と呼ばれる地層が分布している
日置層群は十楽・黄波戸・峠山(たおやま)・および人丸累層に区分されている。
鍋島には峠山累層の含礫祖粒砂岩〜細礫岩が広く露出している
この層準にはDosinorbis chikuzensis および Glycymeris cisshuensis を多く産し
ことに細礫岩からは多くのサメの歯を産することで知られている
日 置 層 群 |
人丸累層 | |
峠山累層 | ||
黄波戸累層 | 荒田凝灰岩層 | |
肥中砂岩層 | ||
十楽累層 |
採集標本一覧