勝田層群産地パトロール

平成 25年 9月6日 天候 晴

津山市の吉井川の支流皿川

前日の5日
夕方5時過ぎ 新見からの帰路 立ち寄った

9月始めから降り続いた豪雨で水量はすごい状況で
堤防の草が変色して見えるところまで増水していたようだ。
平時の倍以上の水深だ
・・・・・・・
上流部の小河川や水田等の水路の飽和した水を放流するためか
下流のバルーンダム(ゴム引布製起伏堰)が開いている(矢印)



上流側のバルーンダム(矢印)も解放されている
朝から堰を解放していたようで どんどん水位は下がっているようです。
5日夕刻現在は 川床を見ることはできないが明日なら水も引き
川床が現れるのでは・・・・・・


6日
採集可能なまでに減水していることを期待して、
朝9時に自宅を出発

昨日の夕方より少しは水位は下がっているようですが
まだ、川床を十分観察するには辛い深さです。


午後2時過ぎになって なんとありがたいことでしょう!!
上流のバルーンダムが閉じられました。


水量は見る見るうちに下がっていきます。


1時間ほどで 川床はあらわれ


ノジュール群もでてきました。


ここまで水位が低下した状態は初めてです。


いたるところに化石が
見えています。
ビカリアはたくさん見えていますが今回は持ち帰りをセーブしました。
 

カケハタアカガイも
 

オキシジミやミノイソシジミが川床にビッシリと・・・・


スタックヒルギシジミもあちこちに普通に観られます。

 

あまりにも急激に水位が下がったので鯉が取り残されています。


広い干上がった川床を大急ぎで見て廻りましたが3分の1ほど残したところで
上流のバルーンゲートから川の水がスゴイ勢いで越流を始めました。
あっという間に 化石を含む川床は水の下に隠れていきます。
この時点で 下流のバルーンゲートはまだ解放されたままでした。


本日の一番の目的の甲殻類を含むノジュールも何とか手に入れました。



今回 この素晴らしい状況をを観ることができ最高 !!

・・・・・・・・・

ほんのつかの間のパラダイス 思う存分楽しみました。

本当にありがとうございました。

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