兵庫県中北部舞鶴帯の化石産地探索
平成24年11月22日 天候 晴
宍粟市一宮町地域
川筋を歩いてみました。
ここは 1950年代から1970年代にかけて
中沢・石井・清水等の諸先生方が舞鶴帯の研究フィールドとされ
ペルム紀や三畳紀の化石が産出する地域です。
これまで何度か化石を求めて挑戦しますが
中々難しい場所です。
川岸に黒色の頁岩あるいは粘板岩と呼べる露頭がありました。
その頁岩層には小さな石灰岩がレンズ状にあちこち入っています。
前出の先生方の報告によると この石灰岩にはペルムの
フズリナ類や 腕足類が含まれているそうです。
今回の私の調査では 何も確認できませんでした。
露頭の頁岩を少しあちこち割って 何とか小さな二枚貝類を見つけることができました。