淡路島の和泉層群の化石産地パトロール

平成21年6月21日 天候 小雨後曇り

ほぼ一ヶ月ぶりの化石採り
 

今日の目標は 堆積構造『タービダイトの見学』!!!

明石港 午前7時45分出港

霧雨で明石海峡大橋も“霧の中”
 

とある北阿万累層の海岸露頭
礫浜が・・・・・・・


一方山側の海岸の露頭は すばらし砂岩・泥岩の互層が広がっている。








互層の砂岩層底面(泥岩層上面)には無数の生物の痕跡が・・・・






これは荷重痕か?・・・・・


これは泥岩層の上を小石が流され動いて泥岩層に傷をつけた跡に
上位層の砂が堆積したものか?・・・・・・
これで当時の水の流れの方向が解かるかも・・・・・・


化石は 内田地域の北阿万累層と違って 砂岩層には植物片以外大型化石はほとんど含まれず
泥岩層には時折 次のような物を見ることがある。

海岸転石に含まれていたパキと思える住房部の欠片


二枚貝類


泥岩層にはこの様なノジュールも見られる



上記のノジュールに入っていた パキと思える住房部の欠片


なんだ!!  これは アンモか カキか?


これは少し見られるものになるかも・・・・・


これもパキか?


上記のものを掘り出してみた
やはりパキようだ・・・・
しかし掘り出せたのもこれまで 廻りの母岩の硬さに負け
権利を放棄した。


これもパキだろう・・・・・



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