SK.coll-0333 |
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学 名 | Vicarya yokoyamai Takeyama |
産出地層 | 勝田層群 吉野層 |
時 代 | 新生代新第三紀中新世 |
産 地 | TA.8 |
コメント |
ウミニナ科 日本の中新世の熱帯性古環境を示す代表的化石種 殻は大きく、塔形、殻頂角は約27度、螺層は13〜15、各層は膨れず、4本の螺肋があり、縫合下の螺肋は成長に伴って顆粒状の突起から、棘状になり成殻では殻口近くの棘は板状になるものもある。殻口は亜円形で、後溝と前溝、水管をもつ、殻軸は短く、外唇には深い湾入がある。、内唇には厚い滑層がある。 過っては棘の形状などの違いからVicarya callosa japonica Yabe et Hataiとされてきたが、近年の研究で、これらの形状の違いは個体変異によるとする説が支持されてきている。先に命名されたV. yokoyamai の種名を備北・勝田などのものにも使用する研究者が増えつつある。 |